PM経験後のキャリアパスは?管理ツールは何を使ってる?ライブ配信でゆるっと質問に答えてみた【開発PM勉強会 vol.4】
今回は、初の試み!
開発PM勉強会の運営メンバーが全員、案件多忙につきイベントを企画できず、苦し紛れのライブ配信を開催👏
ライブ配信ということで、際どい内容を免れなかったため参加者限定公開でした!
後ほど編集して、一部公開する等を考え中ですが、今回はそれに先立って、視聴者からいただいた質問にdevPMの記事で答えていきたいと思います。
Contents
開催概要
開催日時:2020年9月25日(金)20:00〜22:00
開催場所:Zoomウェビナー
企画内容:PMたちのリアル
イベントページはこちら👇
https://peer-quest.connpass.com/event/187535/
登壇者の紹介
カンボさん / 株式会社リビルド(写真中央)
いくつかの開発会社を経て、現在は独立し沖縄で自社サービスと受託開発の両方をやる会社を経営しています。今年4期目。
現在はPM主体で動くことはないようですが、社員のフォローでマネジメントをしたり、開発も時々やっているとか。
mikikoさん / 株式会社POLISH COLOR(写真右)
今年の春に起業したばかり。
元々はJavaエンジニアで、直近はフリーランスPMをしていたそう。
主にオフショア開発のPMをしていて自分でも勉強会を企画しています。
最近は、開発以外のPMにも興味があるそうです!
まいどる / 合同会社PeerQuest(写真左)
私です。会社は現在2期目。4年ほどSIerでJavaエンジニア兼PMをしたのち、ベンチャーの1人エンジニアを1年経て独立しました。
現在は複数案件のシステム開発やサイト制作の窓口をしつつ、どちらかというと営業サイドの業務のほうが増えている感覚です。
配信中にいただいた質問
今回はライブ配信、つまり生放送ということで、予定していなかった話題や思い出した話などがあちこちに飛び交いました。
なので、事前に集めた質問以外にもさまざまなQAが。質問いただいた皆様、ありがとうございました!
こちらに関しては、何を話したか覚え切れてないということもあり(笑)動画を見返してから整理したいと思います!
事前にいただいた質問
本記事では、ライブ配信中の回答とかぶる部分もありつつ、改めて事前にいただいた質問に回答してみます。一例としてご参考にしてください!
プロジェクトの始まり方は?案件はどうやってとっている?
私たちの場合は、基本的には「知人の紹介」パターンが多かったです。
また、その紹介の最終的な決め手となる「信頼」獲得のため、技術系の勉強会などに登壇している、という意見がカンボさんから出ていました。
確かに、実際にアサインするエンジニアさんを発注元の会社に紹介するときは「この方は○○のカンファレンスでも登壇している方で〜」と一言伝えると、安心してもらえている感じはありますね。
PMの勉強はどうやってきたか?
これは、私以外の2人は独立してから経験したということで、見様見真似だったそうです。おそらく大半のPMはそのパターンが多いのではないでしょうか。
私はとても恵まれていて、会社員時代の直属の上長がIPAのプロジェクトマネージャー資格を持っている方だったこともあり、体系的かつ実践でもずっとフォローいただきながら学ばせてもらった経験があります。
ただ、それでもやっぱり自分だけで進めるとなると、まだまだ手探りの部分が大きいのも事実・・・。本音をいえば、会社員として大規模案件のPMの下でもう一度お仕事したい気持ちもありますね。
プロジェクト管理ツールは何を使ってる?
これは3人ともバラバラでした!mikikoさんは、Jiraを使っているけど無料プランだと人数制限があるので乗り換えようか検討中の模様。
カンボさんは、今はClickUpというツールを利用しているそう。初めて聞きました!
私は、開発フェーズはなるべくGit(GithubかGitLab)でまかなえる機能で一元化するようにしています。
ただし、クライアント向けには別でGoogleドライブに資料をまとめたり、規模によってBacklogを使っていますね。
ソースコード管理と、クライアント向けの課題管理を分けている理由として、極力不要な情報をクライアントに見せないようにしている、というのがあります。
相手もエンジニアであればその限りではないですが、非ITのお客様からしたら、ソースコードの更新やレビュー内容などの通知は雑音にしかならないからです。
ある程度社内でテストまで完了し、まとまった段階で必要な単位にして共有するようにしています。
炎上案件はどこからが炎上?
この質問に関しては、ぴったりの資料があったのでこちらご参照ください。
こちらは以前、開発PM勉強会で炎上案件特集をしたときに登壇いただいた資料ですが、「炎上案件」がよく定義されていてわかりやすいです。
PMとして成長した、と感じることは?
カンボさんからすぐに回答があった、よくも悪くも「炎上案件を経験したとき」という回答が印象的でしたw
何事も、ちょっと苦しい体験は同時に学びも多いですよね。
また、私たちの場合は複数案件を並行してマネジメントしていることが多いので、A案件ででくわした問題を、その後B案件に横展開できる、というシーンもよくあります。
そういう意味で、個人的に私はPMこそ並行案件や副業を推奨したいという考えがあって、1つの案件だけでなく、常時視野を広く持った状態でシステム開発に携わってほしいなと思ってます。
PM経験後のキャリアパスは?
今回の配信メンバーは、全員がシステム開発会社の代表ではありましたが、もちろん必ずしもそうなるというわけではないかもしれません。
ただ、実際にPM=クライアントの窓口にもなり、チームメンバーもマネジメントする立場を経験することで、自ら仕事をつくりだし、会社を立てる人は多い気はします。
会社内であれば、自社の新規事業を立ち上げる部署を任されたり(私が前職の時がまさにそうでした)、会社組織の部長やマネージャー職として抜擢されるのが考え得るキャリアですかね。
ここは逆に、皆さんの経験談も知りたい部分です。
初ライブ配信の感想
こうして文章にしようとすると、やはり難しい・・・(言ってはいけなさそうなことって案外多いw)
なので、今後もフランクに気兼ねなく話せるライブ配信は定期的にやっていきたいなと思っています!
記事にしづらい内容は、そちらで聞いていただけると幸いです。皆さんとの双方向コミュニケーションも増やしていきたいと思います!
次回の開発PM勉強会は?
ライブ配信の中でも、今、話題になっている案件やシステム開発の市場の話が色々と飛び交いました。
やはり多かったのが、DX(デジタル・トランスフォーメーション)文脈の話や、ノーコード / ローコードでの開発事例など。
ということで、次回の開発PM勉強会では「DX案件マネジメント事例」をテーマに開催予定!
connpassをフォローして、ぜひお知らせを受け取ってください☺️
https://peer-quest.connpass.com/event/
おまけ:参加者からの声
武蔵野音楽大学卒業後、ヤマハ特約楽器店にて音楽教室の運営企画に従事。2014年にSIer企業への転職でエンジニアへ転向し、証券システム、IoT事業など複数プロジェクトの開発を経験。その後、自社サービス立ち上げや法人向けJava研修サポート講師を経て同社のマーケティングマネージャーを歴任。
データ分析・マーケティングの知見を活かしたITサービスの企画・要件整理支援のほか、プロジェクトチーム構築や情報整理を得意とする。
現在は合同会社PeerQuest代表兼PMアドバイザーとしてプロダクト開発組織の内製化を支援している。認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)取得。