プロジェクトは千差万別。開発PM勉強会 vol.0 で学んだこと

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浪川 舞(まいどる)

このメディアのリリースが2020年5月。
開発PM勉強会のvol.0として開催した見積もりワークショップから早3ヶ月が経ちました。(2月頭はまだぎりぎりオフラインで勉強会できていましたね・・・)

ということで、今更ではありますが、当日のLTやワークショップの状況をレポートしたいと思います。

開催概要

開催日時:2020年2月8日(土)15:00〜19:00
開催場所:株式会社ウィルゲート
企画内容:PMのLT & 見積もりワークショップ

イベントページはこちら👇
https://peer-quest.connpass.com/event/160809/

弊社で初主催となる勉強会だったので、あくまでお試し・・・のつもりで軽くLTとワークショップをする予定でしたが、最終的に80名近くの方にお申し込みいただきました。
会場都合で50名ほどしか参加いただけませんでしたが、多くのPM・PMを志す皆さんとご一緒できてすごく楽しかったです!

現役PMが語る、プロジェクトマネジメントLT

まずはじめに、招待LTとして業界でご活躍いただいているエンジニア社長のカンボさん、フリーランスPMのmikikoさん、また一般募集で集まってくれた開発会社経営者・PMの皆さんにそれぞれご登壇いただきました。

ここでは、公開資料のあるカンボさんとmikikoさんのセッション内容をご紹介。

自社開発PDMと受託開発PMのマネジメントの違い / カンボさん

Twitter:カンボさん

自社サービスを運営しつつ、受託開発もこなす株式会社リビルドを経営するカンボさんならではの知見です。
自社開発のプロダクトマネジメントと、受託開発のプロジェクトマネジメントがどう違うのかを説明してくれました。

“開発をマネジメントする上で、必要なスキルが違う” というのはなんとなく理解しているつもりでしたが、実際に開発するエンジニアに必要なスキルも違ってくる、というのは驚きでした。

受託開発で資金を貯めてから自社サービスもはじめよう、という起業家も多いと思うので、これは事前に知っておくと良い話だなと思います。

フリーランスPMの案件事情 / mikikoさん

Twitter:mikikoさん

2020年5月現在、POLISH COLOR というおしゃれな社名の会社を立ち上げた敏腕PMのmikikoさん。当時からフリーランスとして同時に複数案件をまわしている強者だったので、そんな案件事情を話してくれました。

案件自体はほぼ知人からの紹介が多く、4〜5案件を並行しているとのこと。
PMの稼働が多くなる工程(要件定義など)を案件ごとにズラすことが並行して進めるコツだそうです。

フリーランスPMという選択は、企業にもPM側にもメリットがあって良いなと思いました。

ドキドキ!開発工数見積もりワークショップ

LTの後は、今回の勉強会のメインともいえる、開発工数の見積もりワークショップを行いました。

ワークショップ事前LT

まずは私から、主要な見積もり手法を3つ説明しました。

  • 工数積算法
  • ファンクションポイント法
  • 三点見積もり法

普段は経験値からの想定で工数積算してしまうことが多いですが、こうして色々な手法を振り返ってみると、見積もり精度を高くするにはいろんな視点を掛け合わせたほうが良いなーと自分自身反省・・・。

いざ、グループワーク

見積もり手法を紹介した後は、実際に手を動かして見積もりを試してもらうため、4-5人のチームに分かれてもらいました。

こちらから見積もり計算表のテンプレートを配布し、擬似プロジェクトをお題として工数の見積もりと金額提示を進めてもらうスタイルです。

テンプレとお題は参加者だけに公開していますがチラ見せ!👇

こういったお題を通して、チーム内でどんな提案をするか議論します。
これが想像以上に大盛り上がり。みんな真剣に要件を精査して、工数の見積もりに挑戦していました。

40分ほどで見積もりをした後は、チームごとに工数・金額とその根拠を発表。
どのチームも、たった40分で作ったとは思えない、しっかり裏付けされた見積もりでびっくり。

もっと驚いたのは、なんと見積もり金額が最低70万のチームから、300万ほどのチームまで大幅にレンジがあったことです。
それぞれの発表は相見積もり大会のようになり、非常に面白いものでした。

提案次第で、見積もり費用も変わる

金額に大きな差が出たワークショップでしたが、それぞれのチームの提案方法もとても勉強になりました。

  • 予算に応じてスコープを狭めて費用を下げる
  • 短納期優先なら費用をあげて経験値の高いエンジニアをアサイン、コストを下げたいなら納期を伸ばして費用も調整
  • 設計書の粒度によって費用を調整

など、単純な工数だけではなく、さまざまな視点を持った提案が飛び交い、新規案件獲得の営業という側面でも非常に役立つワークショップだったと思います。

次回のワークショップは?

個人的にはめちゃくちゃ楽しく勉強できた回だったので、ぜひまた開催したいと思っています。
現在、開発PM勉強会はオンライン開催がメインとなっているので、今後はどのようにワークショップをしていこうか模索中・・・。
本当はオフラインでできる日がまたくると嬉しいのですが、何か良い案があればぜひ教えていただけると嬉しいです。

とりあえず、直近は「炎上プロジェクト特集」のLT会を実施します!
ご興味ある方はぜひ聞きに来てください。お待ちしてます☺️

https://peer-quest.connpass.com/event/174594/

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この記事を書いたPM
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浪川 舞(まいどる)
@maidol
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武蔵野音楽大学卒業後、ヤマハ特約楽器店にて音楽教室の運営企画に従事。2014年にSIer企業への転職でエンジニアへ転向し、証券システム、IoT事業など複数プロジェクトの開発を経験。その後、自社サービス立ち上げや法人向けJava研修サポート講師を経て同社のマーケティングマネージャーを歴任。
データ分析・マーケティングの知見を活かしたITサービスの企画・要件整理支援のほか、プロジェクトの要員管理や情報整理を得意とし、現在は合同会社PeerQuest代表兼エンジニアとしてベンチャー企業各社のサービス開発を支援している。