リモート組織PM必見!フルリモートでプロダクト開発うまくいく?【開発PM勉強会vol.15】
2022年10月は株式会社Lboseと共催!
第15回となる開発PM勉強会は、コロナ禍の開発チーム必見の「フルリモートのプロダクト開発」をテーマに開催しました。
今回もたくさんの方にご参加いただき、PMにとってもエンジニアにとっても未だ「フルリモート」の課題感は注目ワードであることが伺えます。
開催概要
開催日時:2022年10月25日(火)19:00〜21:00
開催場所:Zoom
企画内容:リモート組織PM必見!フルリモートでプロダクト開発うまくいく?
イベントページはこちら👇
https://peer-quest.connpass.com/event/261103/
当日のハッシュタグツイートまとめはこちら👇
https://togetter.com/li/1965933
プロダクト開発の一番の壁はコミュニケーション?
今回は受託開発を伴走するLbose、ソニックガーデンと、事業会社として組織を構築してきたトラストバンク、GitLabの皆さんにお話いただきました。
時間 | タイトル | 発表者 |
---|---|---|
18:50 | Zoomオープン | |
19:00 | オープニングトーク | 運営スタッフご挨拶・イベント案内 |
19:05 | 信頼をベースとしたチームで挑むフルリモート開発 | 山崎 賢 さん / トラストバンク |
19:15 | 開発Opsが立ち上がりました | 小笠原 智 さん / Lbose |
19:25 | 開発チームの成長に合わせてやったこと | 栩平 智行 さん / ソニックガーデン |
19:35 | 世界最大のオールリモート企業、GitLabから学ぶ!リモートの秘訣 | 伊藤 俊廷 さん, 佐々木 直晴 さん / GitLab |
19:45 | 皆さんの質問募集! | 当日質問フォームに送っていただきます |
19:50 | ぶっつけパネルディスカッション! | 浪川 舞 / PeerQuest Inc. |
20:20 | スポンサー紹介・みんなのまとめ・総評 |
信頼をベースとしたチームで挑むフルリモート開発 / 山崎 賢 さん@トラストバンク
トップバッターは、ふるさとチョイスを開発するトラストバンクのやまけんさん。
コロナ禍の影響で2020年10月にオフィスを解約し、原則的フルリモート体制へ移行したそう。
そんなやまけんさんはリモートワークの多くの課題は「コミュニケーション」と「疑心暗鬼の亡霊」だと言います。
登壇では、それらの課題を「信頼をベースとしたチーム」づくりで解決した経緯を話してくれました。
心理的安全性が高い居場所を作ることが、PMにとっても大事な役割ですね。
開発Opsが立ち上がりました / 小笠原 智 さん@Lbose
2番手は、柔軟な働き方の組織で開発ナレッジ共通化を目指すLboseのPM、小笠原さんからのお話。
Lboseの創業期のカルチャーから、フルリモートに順応したメンバーが多くジョインしているものの、PM1人1人が自己流でプロジェクトを進めるため、使っているツールや用語がバラバラになってしまう、という課題も。
その課題を解決するため、小笠原さんを筆頭に立ち上げられた「開発Ops」チームでは、プロジェクト管理を体験設計と捉え改善に励んでいます。
プロジェクトの安定化により、さらに機動力の高いプロダクト開発の伴走チームを目指しているそうです!
開発チームの成長に合わせてやったこと / 栩平 智行 さん@ソニックガーデン
続いては「納品のない受託開発」のキーワードでも知られる、ソニックガーデンの栩平さんから。バーチャルCTOという立場で様々な企業のプロダクト開発を支援しています。
完全リモートワークをされているソニックガーデンで大切にしていることは、チームの成長に合わせた施策。
特に、トラストバンク山崎さんからもあったように、課題となりがちなコミュニケーションを「ザッソウ(雑談+相談)」で補う文化は、リモート初心者でも一歩目として取り入れやすく参加者から「明日からやってみます!」との声が上がっていました。
世界最大のオールリモート企業、GitLabから学ぶ!リモートの秘訣 / 伊藤 俊廷 さん, 佐々木 直晴 さん@GitLab
最後は、世界的なフルリモート組織として知られるGitLabさんのご登壇。シニアソリューションアーキテクトの佐々木さん、急遽当日にバンコク出張先となった伊藤さんがそれぞれお話くださいました。
GitLabといえば、非同期コミュニケーションをうまく使って開発を進めている企業、というイメージも強かったですが、特に強調されていたのは「同期コミュニケーション」の大切さ。
業務が非同期だからこそ、同期コミュニケーションの質を大事なポイントとして活用しているようです。
コミュニケーション手段と特性の違いについても語っていただき、非常に参考になりました。
ぶっつけパネルディスカッション
登壇者とリアルな会話をしている気分になれる、と毎回好評なパネルディスカッションも今回開催!
受託開発系の視点からは小笠原さん、栩平さん、事業会社の視点からは山崎さん、佐々木さん、伊藤さんにお答えいただきました。
今回はフルリモートのプロダクト開発ということで、組織のオンボーディングやコミュニケーションの話題、リモートワークの環境への質問が多かったのも面白かったです。
皆さん使われているツールはSlack、Discode等のチャットツールの他、最近はNotionの導入も増えてきたとのこと。開発PM勉強会でも、Notionを使ったプロダクトづくりをテーマにした回が人気だったのは納得ですね。
詳しい回答や答えきれなかった質問については、今後 noteメンバーシップでも取り上げていきますのでぜひご参加ください。
まとめ
当日参加いただいた皆さん、フルリモートのプロダクト開発への課題は解消できましたでしょうか。
リモートと出社のハイブリッドや、海外で時差がある社員との関わりなど、多様な働き方へのご興味がある方は今回テーマ協賛いただきましたLbose様にもお問合せください。
LboseのPM募集はこちら▶︎▶︎▶︎ https://www.wantedly.com/projects/1131304
今後も開発PM勉強会ではプロダクト開発現場の課題解決に繋がるイベントを企画して参ります!
ぜひお気軽に何度でもご参加くださいませ。
※開発PMの採用や育成にお困りの企業さまはdevPM運営チームにお気軽にご相談ください※
メール:contact@peer-quest.jp / DM:@devPM_io
イベント共催のお問合せはこちら:https://forms.gle/gZBW2rLXrNuWbEKFA