スクラムイベントや会議をアップデート!ファシリテーションポイント共有会【開発PM勉強会vol.13】

devPM運営

2022年8月、13回目の開発PM勉強会では、ファシリテーション研究部を発足!?

毎回、たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。今回の勉強会は、PMだけでなくスクラムマスターやエンジニアにも課題が多い「MTGのファシリテーション」をテーマに取り上げました!

いかに会議やスクラムイベントの場をアップデートできるか、様々な視点から事例共有いただきましたので、ぜひご参考にしてください。

開催概要

開催日時:2022年8月4日(木)19:00〜21:00
開催場所:Zoom
企画内容:スクラムイベントや会議をアップデート!ファシリテーションポイント共有会

イベントページはこちら👇
https://peer-quest.connpass.com/event/253811/

明日から使いたくなるファシリテーションTipsを学びます!

今回は4名の登壇者にお話をしていただきました。

現在PMやSMをされている方だけでなく、会議に一緒に参加しているエンジニアの方も多く参加していたようです!

時間タイトル発表者
18:50Zoomオープン
19:00オープニングトーク運営スタッフご挨拶・イベント案内
19:05営業出身PMがプロダクトチームの信頼をどう獲得していったか杉原 達也 さん
19:15チーム全員で盛り上げるファシリテーション久津 佑介 さん
19:25“ボードゲーム”から学ぶ仕事で使えるファシリテーション術井上 慎也 さん
19:35リモートファシリテーションとメンタルヘルスLily Okamoto さん
19:45皆さんの質問募集!当日質問フォームに送っていただきます
19:50ぶっつけパネルディスカッション!浪川 舞 / PeerQuest Inc.
20:20みんなのまとめ・総評

営業出身PMがプロダクトチームの信頼をどう獲得していったか」 / 杉原達也さん@クロスマート

トップバッターは、クロスマートでPdMをされている杉原さん。

信頼がないとスムーズな意見交換に至るのは難しい、という話から、どのようにその信頼を獲得していったのか、具体事例を交えてお話しいただきました。

丁寧すぎるくらい言葉で伝えること、意見を引き出すハードルを下げるためにチャットに送ってもらうなどの工夫をすること、など、すぐに使える方法が盛りだくさん!

そして意見が割れた時の扱い方も注意。ブラックボックスにせず、情報も議論もオープンな場でやりとりすることが大切ですね。

画像

チーム全員で盛り上げるファシリテーション / 久津佑介さん@グロービス

イベント終了後に公開された資料にも反響が大きかった久津さんの登壇♪

全然フィードバックが得られずに終わってしまっていたスプリントレビューを、楽しくお祭り騒ぎのイベントにしていった話が大変参考になりました!

あえてハードルを下げて意見を出しやすくしたり、参加してみたいと思えるようなイベント感を出すこと、杉原さんと同じくチャットを活用しているというTipsも出ていました。

どうしてもPMやリーダーが背負ってしまいがちなファシリテーションですが、1人ではなくチームを巻き込んでやるとより有意義な時間になりそうですね。

“ボードゲーム”から学ぶ仕事で使えるファシリテーション術 / 井上慎也さん@テクトレ

https://docs.google.com/presentation/d/1EbXmB-XRDgipFLOkfH0ooMtizETZBCITo36Q6Io3wNk/edit?usp=sharing

ちょっと変わった視点からファシリテートをよくできそう!3番目は井上さんのお話です。

ボードゲームから学ぶ、という変化球から始まった内容でしたが、意外にもボードゲームを遊ぶ場面と会議のファシリテーションには共通項がたくさん!

例えば、ボドゲのルールには、進行を自然にできる工夫がされている、みたいです。確かに、手順の決め方やアイスブレイクなど、参考になる振る舞いがたくさん!これは明日から使いたくなる…

ボードゲームという「非日常」的な体験をファシリテーションに取り入れることで、良い会議、イベントの演出ができるという点には深く共感しました。

気になる方は資料にも目を通してみてください♪

リモートファシリテーションとメンタルヘルス / 岡本リリーさん

※資料はアップいただいたら更新します

最後は、海外帰国直後(!)でご参加いただいたリリーさんのご登壇。

リリーさんからは、ファシリテーションの技術そのものではなく、メンタルをどう捉えるか、というテーマ。

SCARFモデルの話と合わせて、ファシリテートをする私たちがどのような心理状態に陥っているか、脳科学的な視点でお話しいただきました。

これには参加者が涙するほど感激!私自身も、話を聞いてとても心が軽くなりました。

PMやリーダーはどうしても自分のせいで会議がうまく進行しないのでは、と悩んで辛くなってしまうことがありますが、ファシリテーションを頑張っただけでも自分は偉い、すごい、と認めてあげることも大事ですね!

ぶっつけパネルディスカッション

パネルディスカッションでも、本当にたくさんのご質問やお悩みが寄せられました!

実は、参加申し込み時の事前質問に関しては過去1番の多さ。これだけファシリテーションに課題がある方がいたというのは驚きですよね。

ファシリテーションスキルは書籍を読むだけでは身に付くものじゃないので、場数を踏むことや、録音して客観的に自分の会議進行を聞いてみることも大事なようです。

皆さんは普段から意識して練習できていますか?

ファシリテーションについて語る会は、今後もやっていきますので質問回答の続きもぜひお楽しみにしてください♪

まとめ

今回は、登壇いただいた全員が違う角度からファシリテーションを捉え、色々なTipsが飛び交う有意義な時間となりました!

これだけ多くの方が悩みを抱えているファシリテーション技術。少しでも何か解決のヒントが持ち帰れたなら嬉しいです。

今後も開発PM勉強会ではプロダクト開発現場の課題解決に繋がるイベントを企画して参ります!
ぜひお気軽に何度でもご参加くださいませ。

今回の記事担当:まいどる

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メール:contact@peer-quest.jp / DM:@devPM_io

イベント共催のお問合せはこちら:https://forms.gle/gZBW2rLXrNuWbEKFA

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