PMの感情コントロール論

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鈴木孝之 / kanbo

皆さん、こんにちは!
株式会社Re:Build代表のカンボです!
今回はPMやリーダーポジションの方向けの感情コントロール論を書いていきます。

普段の仕事で起こる感情の起伏による問題

ケース① 極度にモチベーションが下がり、周りに悪い影響を与えてしまう。

  • マネージャーのやる気は少なからず、チームにも伝播する。
    マネージャークラスの人のモチベーションが低いと、他のチームメンバーにも悪い影響を与える場合があります。

ケース② 上司がイライラしていると質問がしづらい。

  • 質問の回数が減る事による仕様の認識違いなどが起こる。
    新人のエンジニアだと特に先輩には質問しにくい時があると思います。そこで、さらに常にイライラしている方と仕事するとなると、さらに質問しにくくなります。

ケース③怒りや焦りで冷静な判断ができず、誤った判断をしてしまう

  • 怒りなどの感情が先行してしまうと、自分が周りから得た情報だけですぐに判断してしまい、第3者の情報などを集め切れずに判断できないなどの問題が起きてきます。また、私自身も経験がありますが、自分が下す判断におけるリスクを考え切れずに浅はかな判断をしてしまった事がありました。

感情のコントロール方法

一言で言うと、

生殺与奪の権を他人に握らせない。

という言葉が私の中では重要だと思っています。
なぜこの言葉を選んだかというと基本的には、他人に主導権を握らせずに自分でモチベーションや感情の起伏は管理すべきだと思っています。
これは、自分勝手に行動するという意味ではなく、PMをやる中で上司がいない場合も多いと思います。その中で自分で自分を管理して、他人に感情を左右されないようにしていかないと、仕事へのコミット力が不安定になると思っています。

生殺与奪の権利とは?
生殺与奪の権利(せいさつよだつのけんり、ラテン語: ius vitae necisque)とは、他人に対して「生かす」か「殺す」かを選択できる権利のこと。俗に「相殺(そうさい)」と同様「せいさいよだつ」と読むという説もある。
wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%AE%BA%E4%B8%8E%E5%A5%AA%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%88%A9

モチベーションコントロール方法

基本的にはモチベーションは自己完結させる

  • 私自身、もう3年以上、上司がいない状態なので、他人に褒められる事を目的にしていると、モチベーションを維持できない事が多々ありました。
    会社経営していると理不尽な事や想定外の事も多かったですし、その中で毎回、モチベーションが左右されていると、他のメンバーに不安を与えてしまいます。
    なので、基本的には昨日の自分からどれだけスキルが成長したか比べるようにしてきました。他人ではなく、自分と比べて自己完結するようにします。

    そこから未来の目標とする自分にどれだけ毎日近づいたかでモチベーションを上げていくようにしています。

自発的モチベーションを意識する

モチベーションを自己完結して、コントロールできるようになると、周りの人のモチベーションのアップダウンや感情の起伏に左右されないようになっていきます。

他人と比べ過ぎると悪い例

悪い例としては、常に周りの人と比べてモチベーションを下げてしまう人がいます。
こう感じてしまっているのは、自分自身の目標が定まっていない可能性があると思っています。
私は大学生の時から起業家になる予定だったけれど、新卒の時は当初の目標を見失っており、目の前の優秀な人と比べて勝手に落ち込む日々が続いていました。また、プログミングスキルが伸びない事にひたすら、劣等感を感じていました。ただ、これは私の目標や明確なキャリアステップが描けていなかったので、短期的な部分で比べてしまっていました。
なので、ちゃんとキャリアプランを明確にしてからは、自分の必要なスキルベースで習得を目指し、行動して他人と変に比べなくなりました。
また、プランがしっかりしていれば、自分の歩幅で進んでいるかの確認がしっかりできるので、精神的にも安心につながります。

自分理論

自分の理論としては、私自身ずっと凡人が天才にどうやったら勝てるのか考えて生きてきました。その中で私の中での一つの答えとしては、ずっと高いモチベーションを維持できる仕組み作りをできれば天才にも勝てるのではないかと考えました。なので、ちゃんとプランを明確にして、努力し続ければ、どこかでウサギと亀の話のように天才に勝てるタイミングが来るはず。そう信じて生き続けています。

感情の起伏を一定に保つ

基本的には感情を殺して、感情の起伏を一定に保つようにしています。
具体的には下記を意識しています。

  • 基本的には打ち合わせの時は表情は一定にする。
  • 声のトーンも一定にする。
  • なるべく、要件は簡潔にロジカルに話す。

得られる効果

  • お客さんに何か指摘された時に動揺しない。
    • あまり、動揺し過ぎると、相手に不安感を与える。
    • 私の場合は、20代で起業したのもあって、お客さんに対して、激しく動揺した場合は、その後の仕事は上手くいかない事が多かったです。
  • トラブルが起きた時でも冷静な判断ができる。
    • 商談中にSlackで本番環境のエラー通知がとても来た時もありましたが、冷静に対処する事ができました。

マイナス効果

会社のメンバーや周りの人には感情が無いと言われたりする事もあります(苦笑)

まとめ

  • 生殺与奪の権を他人に握らせない。
  • いかに自己完結して、感情やモチベーションをコントロールできるかが重要。

参考資料

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鈴木孝之 / kanbo
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1990年神奈川県生まれ。多摩大学経営情報学部卒。文系の学部を卒業後、2013年に東京のITベンチャー企業にシステムエンジニアとして入社し、プログラミングを習得。

その後、株式会社フルスピードにwebエンジニアとして入社。フルスピードでは、大規模な広告配信サービスの管理画面開発を担当し、サーバサイド(php)からフロントエンド(JavaScript)まで幅広い開発に従事。2017年4月に独立。

リモートで地方や沖縄で1年弱、フリーランスを経験した後、2017年11月に沖縄で起業し、株式会社Re:Buildを設立。 現在は東京の企業様からのベトナムのオフショア開発が絡んだ開発案件を2件請けつつ、自社Webサービスも開発中。

台湾や日本の500~1000人規模エンジニア向けカンファレンスにも多数登壇。