0→1システム開発のPMが経験してきた”PJの進め方”を聞いてみよう【開発PM勉強会vol.17】

devPM運営

2023年1月は株式会社Relic 様と共催!

第17回となる開発PM勉強会は、DXが政府からも求められている昨今に必要な知識、「新規事業でのシステム開発」をテーマに開催しました。

今回もたくさんの方にご参加いただき、PM、エンジニアだけでなく経営者の方にとっても勉強になる知見が盛りだくさんだったように思います。

開催概要

開催日時:2023年1月24日(火)19:00〜21:00
開催場所:Zoom
企画内容:0→1システム開発のPMが経験してきた”PJの進め方”を聞いてみよう

イベントページはこちら👇
https://peer-quest.connpass.com/event/268824/

新規事業のシステム開発、0→1の難しさとは?

今回は数多くの新規事業共創を手掛けるRelicで活躍するお二人に加え、日本マイクロソフトのクラウドソリューションアーキテクト、dipのRobotics 室長にもお話いただきました。

時間タイトル発表者
18:50Zoomオープン
19:00オープニングトーク運営スタッフご挨拶・イベント案内
19:05レガシーSier社員がアジャイルにDX企画・実装してみたますだ さん / 日本マイクロソフト株式会社
19:15コスプレUXで仮説立案がうまくいく亀田 重幸 さん / ディップ株式会社
19:25【基調講演】新規事業におけるプロダクト開発の難しさとRelicで実施していること / 自社プロダクトのPMばかりやっていた私がクライアントワークのPMをやって気づいたこと成宮吉将 さん, 北川祐希 さん / 株式会社Relic
19:50皆さんの質問募集!当日質問フォームに送っていただきます
19:55ぶっつけパネルディスカッション!浪川 舞 / PeerQuest Inc.
20:20スポンサー紹介・みんなのまとめ・総評

レガシーSier社員がアジャイルにDX企画・実装してみた / 増田さん@日本マイクロソフト

冒険風ストーリーに見立てて自身の経験談を語ってくださった増田さん。

大手SIerでアジャイル開発を取り入れた新規プロダクト開発をした経験からの学びを話してくれました。

始めはフレームワークや型にこだわりすぎて、本来の目的を見失っていたという開発チームですが、アジャイルコーチの助言により「我々はなぜここにいるのか」を見直すきっかけができたそうです。

初めてのアジャイル開発、と思うと型通りにこなすことに注目してしまいがちですが、大切なのはユーザーが求めるプロダクトを提供すること。それを忘れずに開発に取り組みたいですね。

コスプレUXで仮説立案がうまくいく / 亀田 重幸 さん@dip

続いてdipからは、「いちばんやさしいDXの教本」著者でもある亀田さんが登壇してくれました。

多くのDX事例に携わる中での気づきを共有してくれています。

「コスプレUX」というタイトルからは何の話だろう?という印象を受けますが、まさにコスプレをするようにペルソナになりきって行動をしてみることでプロダクトの仕様を考えることをしているそう。

病院のサービスならば実際の患者に、飲食店アルバイト向けのサービスならば実際にアルバイトしている人に、まさに「なりきる」ことで見えてくる要求があるそうです。明日からでも真似できそうなTipsでした。

新規事業におけるプロダクト開発の難しさとRelicで実施していること / 成宮吉将  さん@Relic

基調講演の枠ではRelic成宮さんから。たくさんの新規事業システム開発支援の経験から、実際に現場で使われるヒアリングシートなど具体例を交えたトークで参加者からも真似したいとの感想が出ていました。

特に、プロジェクトには「価値を届けるプロジェクト」と「価値を探すプロジェクト」がある、という話は印象的。

すでに価値があることがわかっていて届ける支援をすることと、まだ価値がわからずに模索するところから取り組むのでは大きな違いがあります。

これらに誤った対応をしてしまうと、かえってグロースしないシステムが完成してしまったり、不要な機能がリリースされてしまうことになりかねません。しっかりプロジェクトの性質を理解して、状況に合わせたアプローチが必要ですね。

自社プロダクトのPMばかりやっていた私がクライアントワークのPMをやって気づいたこと / 北川祐希 さん@Relic

基調講演枠の2人目はRelicの北川さん。

技術者としても活躍されている北川さんは、クライアントワークと自社サービスでのプロジェクトの違いから、新規事業ではどのように開発を進めるべきか話してくれました。

特に、自社サービスでは内製化されているチームであることも多く、隣の人と会話しながら要件定義ができますが、クライアントワークではまず共通言語を合わせるところから始まる、という話には共感の声も多かったです。

そんなシステム開発の要件定義を助けるための三種の神器が画面一覧、ワイヤーフレーム、業務フロー。当たり前なように見えて、用意されておらず認識がなかなか合わないプロジェクトもあるのが現状…。

最低限のドキュメントは常に更新することを心がけたいですね。

ぶっつけパネルディスカッション

登壇者とリアルな会話をしている気分になれる、と毎回好評なパネルディスカッションも今回開催!

今回もたくさんの質問に回答させていただきましたが、登壇者同士でも知見を交換し合ったりと、学びの多い時間となりました。

特に、クライアントワークを進める中では仕様変更などによりスケジュールが圧迫する問題は付きもの。こういった課題を発生させない方法、発生してしまった時の対処法など、過去の経験から話していただき参加者の納得感が高かったようです。

詳しい回答や答えきれなかった質問については、今後 noteメンバーシップでも取り上げていきますのでぜひご参加ください。

まとめ

当日参加いただいた皆さん、新規事業でのシステム開発への課題は解消できましたでしょうか。

新規事業の共創に興味がある方、ユーザー、クライアント、エンジニア、デザイナーとチーム一丸となってプロダクト開発がしたいPMの方は、ぜひRelicで話を聞いてみてください。

Relicのテックブログはこちら▶︎▶︎▶︎ https://dev.relic.co.jp/

今後も開発PM勉強会ではプロダクト開発現場の課題解決に繋がるイベントを企画して参ります!
ぜひお気軽に何度でもご参加くださいませ。

※開発PMの採用や育成にお困りの企業さまはdevPM運営チームにお気軽にご相談ください※
メール:contact@peer-quest.jp / DM:@devPM_io

イベント共催のお問合せはこちら:https://forms.gle/gZBW2rLXrNuWbEKFA

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