コロナワクチン予約システム開発秘話〜大規模プロジェクトを語ろう〜【開発PM勉強会vol.11】

devPM運営

2022年5月、11回目の開発PM勉強会を開催しました!

毎回、たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。今回の勉強会は、株式会社サイシード様の協賛で開催!このイベントでしか聞けない、コロナワクチン予約システムの開発についてお伺いしました。

関連して、公募LTは自治体や大規模プロジェクトの対応についての経験談を募集。こちらも興味深い事例を話していただけましたので、以下にご紹介します。

開催概要

開催日時:2022年5月24日(火)19:00〜21:00
開催場所:Zoom
企画内容:コロナワクチン予約システム開発のリアル〜大規模プロジェクトを語ろう〜

イベントページはこちら👇
https://peer-quest.connpass.com/event/245212/

初めてのプロジェクトマネジメント、失敗しないコツとは?

今回は4名の登壇者にお話をしていただきました。

初心者PM、現役PMにも必見なプロジェクトマネジメントの「コツ」を先輩PMたちから共有していただいています!

時間タイトル発表者
18:50Zoomオープン
19:00オープニングトーク運営スタッフご挨拶・イベント案内
19:05法改正を踏まえた大企業向け法務プロダクトの開発PMについて川瀬圭亮 さん / MNTSQ, Ltd. Product Manager
19:15プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち?プロダクト作りに潜む問題を考えるすずけん さん / 株式会社Timers Lead Product Manager
19:25メインセッション|コロナワクチン予約システム開発戦記西田圭嗣 さん / 株式会社サイシード CTO
19:50皆さんからの質問募集タイム当日質問フォームに送っていただきます
20:00ぶっつけパネルディスカッション!浪川 舞 / PeerQuest Inc.
20:20スポンサーお知らせタイムサイシードご担当者様
20:25みんなのまとめ・総評
20:30撤収!

法改正を踏まえた大企業向け法務プロダクトの開発PMについて / 川瀬圭亮  さん

MNTSQの川瀬さんからは、法律にまつわるSaaSプロダクト開発を進めることの難しさや、取り回しを話していただきました。
SaaS導入に関わる人だけでも数十人以上のステークホルダーが存在、ユーザーは1社で数万人を超えることもあるそうです。

そんな大規模プロジェクトで重要になってくるのが「透明性」というキーワード。

  • 開発状況の透明性の担保
  • 導入の型化と社内への透明性の担保

これを維持することで、多くのステークホルダーを巻き込みながらプロダクトを成長させているんですね。

法務のハックは難しい領域ですが、今後の動きが楽しみです!

プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち?プロダクト作りに潜む問題を考える / すずけん さん

スタートアップから大規模プロジェクトまで幅広く経験のあるTimersのすずけんさんからは、プロダクト開発がなぜ理想から乖離してしまうのか?をテーマに話していただきました。

顧客が本当にほしかったもの」の絵柄などは有名ですが、それらは

  • 開発者の理解(解像度が低い)
  • 営業が売りたいものが想定外すぎる
  • リリース内容が理想からかけ離れる

などの問題があるとしています。この3点を聞くだけでも、思い当たる節があるPMの皆さんも多いのではないでしょうか。

上記資料の中では、この3点に対してどう対策すれば良いか、を簡潔にまとめていただいてますので、ぜひ参考にしてみてください。

コロナワクチン予約システム開発戦記 /  西田 圭嗣さん

※他メディアで書き起こし記事を編集中!公開次第こちらにもリンクしますので資料は少々お待ちください※

今回のメインセッションとなるコロナワクチン予約システム開発戦記

初期リリースまでたった3ヶ月という期間しかない中、4-5人の開発チームで自治体導入まで漕ぎ着けたという壮大なストーリーでした。

当時、コロナワクチン予約システムに求められていたことは単純な予約機能に付随してさまざまな要望も。

  • 短期間でのリリース
  • 数千万人規模の利用者
  • 予約開始時に大量アクセス集中
  • 自治体コールセンター向けの管理機能も同時提供
  • 仕様変更、追加のオンパレード
    • ex. ワクチンの種類、2回目から3回目へ など
  • 予約と個人情報を守堅牢なセキュリティ
  • 高齢者でも使いやすいUI

もちろん上記に留まらない多くのステークホルダーからの要求が発生します。

そのような開発体制の中でも、

  • 運用の全容を把握する
  • 開発が運用を主導する
  • コミュニケーション基盤を整える

というポイントを「開発チームが主体となって」進める必要がある、という話にとても納得感がありました。

さらには、多重下請け構造の問題を克服し日本のITを変えることを目標に取り組んでいるとのこと、PMとしてもエンジニアとしても、引き続き応援したいですね。

ぶっつけパネルディスカッション

▲ パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションでは、大規模プロジェクトでの立ち回りや開発手法に関する話から、コロナワクチン予約システムの技術的な詳細までさまざまな質問が飛び交いました。

特に皆さん、PMとエンジニアとの架け橋になる技術知識については興味が深かった様子です。

もちろんPMも技術を知っているに越したことはないけれど、要点を押さえながらも、わからないことをエンジニアに正直に相談することができる能力のほうが大切、という話は参加者の皆さんにも届いたようでした。

まとめ

今回は、普段他の勉強会では聞くことのできない自治体絡みのシステム開発プロジェクトの裏話や、ステークホルダーが多いときの進め方などを知る良い機会となったのではないでしょうか。

当日は参加率も高く、常時150名前後の方がZoomに入室していたのが印象的でした。

今後も開発PM勉強会では他では聞けないプロダクト開発事例をたくさん共有して参ります!
ぜひお気軽に何度でもご参加くださいませ。

今回の記事担当:まいどる

※開発PMの採用や育成にお困りの方はdevPM運営チームにお気軽にご相談ください※
メール:contact@peer-quest.jp / DM:@devPM_io

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